PIXPRO 4KVR360には様々な撮影モードがあります。
その中のVRモードについて簡単に説明しますと、
①撮影データをカメラ内でEquirectangular(エクイレクタングラー)形式に加工するIn-camera Stitch
②撮影時はデュアルグローバル形式で保存しパソコンなのでEquirectangularに変換する
モードがあります。
①は撮影後すぐにSNSやYoutubeにアップしたい場合に便利ですが、フレームレートが低くなります。
解像度とフレームレートの違いは以下の通りです。
デュアルグローバル:3840×1920 24fps
In-camera Stitch :3840×1920 15fps、1920×960 30fps、1280×640 120fps
私の場合バイクに付けて撮影するので、フレームレートが高い方がより滑らかに見えるのでデュアルグローバルに設定します。
ただし、デュアルグローバルで撮影したデータは360度データではなく単純に魚眼レンズ2個で撮影した丸映像が2個あるだけです。
これを360度動画データと認識できるEquirectangularにするためには、メーカーが提供するアプリケーションを利用します。
PIXPRO 4KVR360用のアプリケーションは、https://kodakpixpro.com/AsiaOceania/jp/support/downloads/ にアップされています。ダウンロードしてインストールすれば準備完了です。
デスクトップにあるPIXPRO 360 VR Suiteアイコンを起動させます。
デュアルグローバル動画が保存されているフォルダをしてすると上記にようにファイルが表示されます。変化したいファイルをダブルクリックすると映像が表示されます。
出力した形式を選択します。目的はEquirectangularへの変換ですので
を指定します。
RECをクリックします。
出力ファイル名や出力サイズを指定しOKをクリックすると変換が始まります。
パソコンのスペックによっても作業完了時間は変化しますが、VAIODuo13(CPUはCore i7-4650U 1.70 GHz、メモリは8GでSSD256GB)では4G動画データを変換するのに25分程かかりました。
メインPCのRyzen7 1700X 8GB×2 M.2 256GB :GeForce GTX 1060 8G の場合は、16分で完了やっぱ早いですね。
変換作業時の動画を作成してみましたので興味がありましたらご覧ください。
#KouGa VLOG#7 PIXPRO 360 VR SUITE(PC)で360度動画へ変換する(Youtube)